天井のポタポタ音に要注意!【目に見えない雨漏りの恐怖】

思い当たったりしませんか…?
  • 時々、天井の裏からポタポタと音がしているような…

ポタポタと音は聞こえるけど、部屋の中には水が垂れてきている様子もない…まるでホラーですね(まぁ大体雨漏りですけど)。

もしも音の正体が雨漏りだとしたら、普通は「どこかしらに水が垂れてきているはず」と多くの方が思うはず。でも、雨漏りは『必ずしも目に見える状況で起きるとは限らない』から面倒なんです。

この時点ではまだ100%雨漏りと断言はできませんが、室内でポタポタと音がするのなら、なにかしらの異常が起きているのはほぼ間違いありません。

その音は、あなたの家の危険を知らせる警鐘です。この記事を読んで、もしものポタポタ音に備えましょう!

(超余談ですが、天井から音=ホラーっぽい、という感じで画像を集めたら、ぱっと見まったく違うジャンルの記事みたいになりました…ちゃんと雨漏り対策の記事ですので、ご安心ください(笑))

目次

天井から聞こえるポタポタ音の正体

天井からポタポタ聞こえてくる音の正体は、じつは以外に幅広く、大きく以下の5つの現象が考えられます。

天井からのポタポタ音の正体
  • 雨漏り
  • 水道管の水漏れ
  • 結露による水滴
  • 害獣の被害
  • 照明器具のきしむ

正体1.雨漏り

可能性として最も高く、被害が大きくなることもあるのが雨漏り。

この場合は屋根に限らず、外壁、窓など、家屋になんらかの破損が発生。それによってできたひび割れなどの隙間から水が浸入している状態です。

その水が天井裏などに垂れて、ポタポタと音が聞こえてくるというわけですね。

正体2.水道管の水漏れ

音の正体が『水道管からの水漏れ』というケースも結構あります。

特に金属製の水道管の場合は腐食しやすく、築年数が長い家では起こりやすいと言えるでしょう。

また、冬場の凍結により水道管に破損が起きて、水が漏れていたということも…!

関連記事
雨漏りと水漏れの違いを解説【対処の仕方が違います】 この記事でわかるポイント! 雨漏りと水漏れの違いについて 雨漏りと水漏れの見分け方 もしも天井から突然ポタポタと水が垂れてきたら…正直とても焦りますよね。 こうい...

正体3.結露による水滴

特に冬場に起こりやすいのが、この『結露』。

室内と室外で激しい気温差がある時に、窓が水滴だらけになるアレですね。

結露といえば窓のイメージが強いですが、じつは天井裏でも普通に発生します。

暖房によって暖められた空気が天井裏に溜まり、それが低い気温で冷やされると天井裏で結露が発生。その水滴がポタポタ音の原因だった、という流れですね。

関連記事
雨漏りと結露の見分け方【その明確な違いとは?】 この記事でわかるポイント! 結露と雨漏りの違い(発生原因) 結露と雨漏りの見分け方 雨漏りが疑わしい場合の対処法 結露...冬場など、気温が低い時期にはよく発生する...

正体4.害獣の被害

一気に気持ち悪い話になりますが…害獣とはネズミやハクビシンなどの害をもたらす動物のこと。

この害獣がポタポタ音とどう関係があるのかというと…じつは害獣による尿が原因となる場合があるんですね。

害獣は屋根裏などに住み着くこともあり、さらに一部の害獣は特定の場所で排尿を繰り返します。そうなると決まった場所でポタポタと音がしてくる…という流れ。

書いていてなんですが、想像するだけで気持ち悪くなりますね…。こういった状況だと衛生環境も悪くなり、健康被害につながる恐れがあるので注意が必要です!

関連記事
雨漏りした家でおきる健康被害の恐怖【3つの原因とその対策】 こんな『勘違い』をしていませんか? 雨漏りによる被害は、家屋(と、それにかかるお金)の問題 もしそう考えているのなら...もっと身近な『ご自身の身体』に目を向けて...

正体5.照明器具のきしむ音

そんなことある?と思うかもしれませんが、これって意外と水が垂れる音に聞こえるんですよ。

照明は点灯中はランプの熱で温度が上がり、消灯すると温度は下がります。

その点灯・消灯時の温度変化により膨張と収縮が起こり、ポタポタと音がなっているように聞こえてくるんですね。

ポタポタ音が雨漏りかどうかを判別する方法

音の正体は、ここまでの説明のとおり様々です。

さて、私たちは雨漏りのプロフェッショナルなので…ここでは、この音が『雨漏りか、そうでないか』の判別方法をお話します。

雨が降っている時だけ音がするか、それとも晴れている時でも音がするのか。これだけで、ある程度判断ができます。

雨が降っている時だけ音がする場合

この場合は圧倒的高確率で雨漏り。

言わずもがな、雨漏りは雨が屋内に入り込む現象。ですので、雨が降っている時だけポタポタと音がするのなら、十中八九雨漏りと考えたほうがいいでしょう。

屋根からの雨漏りが代表的な例ですが、実際は窓や外壁からなど、様々な箇所で発生します。

ですからもし天井裏ではなく、壁の中から音がする(ますますホラーな感じがしますね…)などの場合でも、十分に雨漏りの危険性があるんですね。

関連記事
雨漏りが“壁”から起きる3つの理由【その危険性は無視できない!】 もしかして、思い当たりませんか? 雨が降ると部屋の壁が濡れるなぁ… 天井から雨漏りしている様子もないんだけど… 雨の日には部屋の壁が濡れるのは何が原因なんだろう?...

いつまで経っても室内に水が漏れてこないこともあるので注意!

冒頭でも述べた通り雨漏りは『必ずしも目に見える状況で起きるとは限らない』のが現実です。

これは雨漏りの侵入経路が原因。

屋根や外壁、窓などから雨漏りが起きると、水は天井裏や壁の内側など目に見えない部分を通ってきてしまうため、すぐに水が室内に染み出すことはないんですね。

例えば屋根から雨漏りが起きていた場合…

雨漏り発生の流れ
  1. 屋根から侵入した雨水はゆっくりと屋根裏に侵食
  2. 時間をかけ、シミとなって天井に姿を現し
  3. それが進行していくと水が垂れる

という流れになり、目に見えて『水が漏れてる!』となるのは2〜3ということ。ですが、1の時点ですでに屋根から水が侵入しています。

この段階であれば、見えない部分でポタポタと音を立てることは十分にあるんです。

晴れている時でも音がする場合

この場合は水道管の水漏れや結露、害獣被害などが考えられるでしょう。

特に害獣被害だった場合は動物が動き回る音も聞こえるはずなので、分かりやすいかもしれません(あまり分かりたくないですが…)。

「晴れている時に音がするなら、絶対に雨漏り以外だよね?」

と思うかも知れませんが、その常識を覆すのが雨漏りです。じつは、雨漏りは『時間差』で発生することもあるんですよ。

もし2、3日前に雨が降った時に限ってポタポタ音が発生しているのであれば、時間差雨漏りかも知れません。

先ほどご説明したように、雨漏りは屋根から侵入した後に、ゆっくりと侵食していきます。

その雨水は様々な経路を通るので、音が聞こえるところまで水が流れていくのに時間がかかる、という状態は珍しくないんです。

陸屋根の場合は、特に時間差に注意!

陸屋根(りくやね)は一般的な三角の屋根と違い、傾斜のないフラットな屋根のこと。

デザイン性が高くオシャレで人気ですが、傾斜がない分、屋根に雨水が溜まりやすいといったデメリットがあります。

もし陸屋根に劣化や破損が発生して一部がへこんだりするようなことがあれば、その部分に雨水が貯留してしまいますよね。

その貯留された雨水が、少しづつ家屋に入り込み、雨が上がってからしばらくして、天井裏などに垂れてポタポタと音がすることがあります。

関連記事
陸屋根が普通の屋根より雨漏りしやすい理由【対処の流れも解説】 この記事でわかるポイント! なぜ、陸屋根は普通の屋根より雨漏りしやすいのか? 陸屋根で雨漏りが疑わしい場合に行うべき対処は? 元々はマンションやビルに採用されて...

ポタポタ音は放置せず、ちゃんと調べましょう

ここまででポタポタ音の正体にについて、ご理解いただけたかと思います。

正体がわかったので、これで安心…と放置してはいけません。内容によっては、結構大きな被害に繋がります。

仮に原因が雨漏りだった場合は、放置すればするほど様々な被害に繋がりますし、たとえ他の原因であったとしても、家屋にとって良いことは1つもありません。

    関連記事
    雨漏り放置は絶対に厳禁!【そこには5つの理由があります】 もしかして... 雨漏りしてるけどたいしたことないし、そのままでもいいかな? でも...雨漏りを直さなかったら、どうなっちゃうんだろう? 直すとしても修理費用も高そう...

    雨漏り以外の場合も、当然放置してはいけない!

    たとえば結露や水漏れの場合、湿気によって家屋が腐食するといった被害につながるのは雨漏りと同じ。

    その湿気によってカビが発生してしまう恐れもあります。湿った木材に引き寄せられて、シロアリが大量発生する恐れも…。

    また、害獣が住み着いてしまっている場合は、害獣が媒介している菌などによって健康被害が発生するケースも。

    たとえ雨漏りでなさそうでも、決してそのままにしてはいけません。それぞれの被害に合わせた専門業社の力を借りましょう!

    関連記事
    雨漏りとカビの密接な関係【しっかり対策しましょう!】 こんな心配事はありませんか? 最近、部屋(の壁や天井)にカビができてた... とりあえず拭いて掃除したら綺麗になったけども...大丈夫かね? 大切な家屋にカビが発生し...
    関連記事
    雨漏りしてる家はシロアリの大好物【もはやお菓子の家です】 ちょっと、想像してみてください... あなたの目の前に、童話に出てくるような『おかしの家』があったら...? 思わず食べてみたくなりますよね。 雨漏りしている家屋とい...

    雨漏りが疑わしい場合の対策

    では、雨漏りが疑わしい場合、どのような対処をすればいいのか?基本的に、以下の流れになります。

    対処ステップ
    • まずは天井裏を簡易調査
    • 応急処置
    • 雨漏り修理業者に連

    ステップ1.簡易調査

    まずは雨漏りの原因箇所を探る必要があります(屋根裏に入るなら、高所作業になるので十分に気を付けてください)。

    屋根裏に登れる場合はライト(安全のため、ヘルメットタイプが望ましい)を用意して、見てみましょう。

    明らかに水が垂れている個所があれば、そこが雨漏りの原因である可能性が高いでしょう。

    どこが問題なのか、まったく分からない場合…

    この場合、雨漏り箇所が分からないので簡易的な応急処置を施すのも難しい状態です。

    もしも『まったく問題箇所が見つからない』or『確認することが困難』な場合は、すぐに専門家へ連絡してしまいましょう。

    ステップ2.応急処置

    雨漏りの箇所が発見できたからといって、ご自身で完全に修理対応をするのは難しいでしょう。が、応急処置をしておくかどうかでも、だいぶ被害状況に差が出ます!

    雨漏り箇所をそのまま放っておくと室内にまで侵食し、家具が濡れるなどの被害につながってしまいます。そこで、雨漏りが疑わしい場所にそこにブルーシートを敷いて、室内に水が漏れないようにしましょう。

    水が漏れている個所に防水テープを貼るのも効果的です。ホームセンターで簡単に手に入るので、試してみてください。

    ステップ3.雨漏り修理業者に連絡

    最後は、しっかりと業者に連絡を入れましょう。応急処置は、あくまで一時しのぎ。雨漏り自体が修理できているわけではありません。

    とくに、実際に『どの程度家屋に被害が出ているのか?』は、ちゃんと専門家に見てもらった方が安心です。

    関連記事
    ⾬漏り修理は専⾨業者に任せるべき4つの理由【⾃分で修理はNG】 少しネットで調べてみると「雨漏りしてたから、自分で修理した!」という情報は、比較的よく見つかります。確かに『修理するための情報』も調べればいくつか出てきます...

    天井からのポタポタ音は要注意!:まとめ

    では、この記事の要点をまとめましょう!

    天井からのポタポタ音の正体は…
    1. 雨漏り
    2. 水道管の水漏れ
    3. 結露による水滴
    4. 害獣の被害
    5. 照明器具のきしむ音
      正体の判別方法は…
      • 雨が降っている時だけ音がするか?
      • 雨が降った2、3日後に音がしているか?
      • 全然雨が降っていないのに音がするか?
      雨漏りが疑わしい時は…
      1. (できたら)自分での簡易調査
      2. 応急処置
      3. 雨漏り修理業者に連絡

      天井からのポタポタ音は、雨漏りに限らず様々な原因があります。

      少なくとも音がしている時点で、何かしらの異常が起きている可能性が高いので、放置しないでチェックしてみましょう。

      もしも、その原因が雨漏りっぽいなら…絶対に放置せず、しっかりとこの記事に書かれた対処を行なってくださいね!

      ポタポタ音の正体が分からない時は…

      もしもこの記事を読んでみてもポタポタ音の原因が分からなかったのなら、私たちに調査を相談してみませんか?

      あなたに代わって状況をお伺いのうえ、屋根裏に潜って原因をお調べすることもできます。雨漏りが原因だったのならそのまま詳細に調査&修理のお見積もりを出しますし、異なる原因だったとしても費用はいただきません!

      原因不明の音に悩んでいるよりも、お気軽にご相談くださいね!

      よかったらシェアしてね!
      目次
      閉じる