- いつのまにか、天井にシミのようなものが出来ている
- なんとなく、部屋がカビ臭いような…
- あれ?なんで壁や床が湿ってるんだ?
- ん?なぜか窓の内側が濡れている
- 最近、ブレーカーが落ちることが増えたなぁ
じつは、これ…『典型的な雨漏りの症状』なんです。
雨漏りといえば『天井から水が垂れてくる』という印象が強いと思います。が、じつは『雨漏りしてても水が垂れてこない』ケースは多々あるんですよ。
水が垂れてこないので『雨漏りが起きている』と分かりづらく、気づかないうちに『雨漏りを放置している』という状態になっている隠れ雨漏り家屋は結構多いのです。
この記事では『雨漏りを疑うべき5つの症状』を詳しくご説明していますので、見落としがちな雨漏りの症状にも気づけるようになりますよ。
あなたの大切な家屋のためにも、ぜひ読んでみてくださいね。
雨漏りを疑うべき症状1.天井にシミができている
天井にシミが出来ている状態は『屋根裏に水が溜まり、それが少しづつ染み出してきている』状態の証拠であり、典型的な雨漏りの症状です。
特に、雨の日に限らず慢性的にシミがある場合は要注意。
それだけ雨漏りによるダメージがひどく、湿気が留まり続けているということです。この状態ですと、屋根裏はかなりのダメージを受けている可能性が高くなります。
このまま放置すると、いずれは天井から水が垂れてくる…どころか、上から天井が落ちてくるかも知れません。
雨漏りを疑うべき症状2.部屋がカビ臭く感じる
「最近なんとなく部屋がカビくさい…」
こんなふうに感じたことはありませんか?雨漏りが原因によるカビが、あなたの見えないところで発生しているかもしれません。
雨漏りによって起きるカビの症状の恐ろしいところは『目に見えない場所』に発生しやすいところ。
雨漏りは基本的に家の内部に水が浸入するので、どうしても見えない部分に湿気が溜まってしまいます。ですから、まずは『家屋の内側』にカビが発生しやすいんです。
見えないところですから、肉眼では確認できませんよね。すると、必然的に気づくのが遅れてしまいますので、気づいた時にはカビが大量発生…なんてことも。
「部屋がなんとなくカビ臭い…」
と感じたら、雨漏りしている可能性を疑った方がいいでしょう。
雨漏りを疑うべき症状3.窓(の縁)や壁が濡れている
雨の日に部屋の窓縁や壁が濡れている、といったことはありませんか?もしあるのならば、それも立派な雨漏りの症状です。
『雨漏り = 天井』と思われがちですが、壁や窓からも雨漏りは起きるもの。
たとえば、窓枠の取り付けに使用されているコーキング(窓枠と外壁の隙間を埋める充填剤)や外壁に使われている素材は、いわゆる経年劣化によって簡単にひび割れが起きてしまいます。
このひび割れから雨水が浸入すれば、窓縁や壁が濡れている状態、すなわち雨漏り状態になってしまうわけです。
窓や壁から雨漏りが起きる症状について、詳しくはこちらの記事に掲載しているので、参考にしてみてくださいね。
雨漏りを疑うべき症状4.雨の日に床が濡れている
何かをこぼしたわけでもなく、ましてや天井から水が垂れているわけでもない。
にも関わらず、雨の日になぜか床が濡れていることがある…なんとなくホラーな感じもする現象ですが、これも雨漏りの症状に当てはまります。
びっくりするかも知れませんが、床からも雨漏りは起きてしまうんですよ。
正確にいえば、雨漏りで侵入した水が床下に溜まり、溢れ出してくる現象が起こるんです。
水は高いところから低いところへ流れますから、侵入した水がどんどん床下にたまる、という現象はそれほど珍しくありません。
こういった『床からの雨漏り』については、こちらの記事にまとめてあります。詳しくはこちらをご覧ください。
雨漏りを疑うべき症状5.雨の日に電気の調子が悪い
- なぜか家電の調子が悪かったり
- ブレーカーが突然落ちたり
こういった現象に思い当たる場合、雨漏りによる被害が出ているかも知れません。これらは代表的な『雨漏りによる漏電』で発生する症状です。
電気配線は壁の中などを通っていますよね。そこに雨水が浸入すると電気配線がやられてしまい、漏電してしまうことがあるんです。
この漏電が原因で家電の調子が悪くなったり、突然ブレーカーが落ちてしまう、という状態が発生します。
雨漏り被害の中でも『漏電』は命の危険に直結する可能性も高い、非常に危険な症状の1つ。雨の日に家電の調子が悪いかも…と思い当たるのであれば、雨漏りを疑った方がいいでしょうね。
雨漏りによる漏電についてはこちらの記事にまとまっていますので、合わせて読んでみてください。
雨漏りの症状に気づく→すでに進行が進んでいる状態
雨漏りを疑うべき代表的な5つの症状についてはご理解いただけたかと思います。
ですが…じつは、あなたが雨漏りの症状に気づいたタイミングよりずっと前から、雨漏りは発生していた可能性があるんです。
雨漏りの被害進行状況には『一次被害』と『二次被害』があり
- 一次被害:雨水が家の中に侵入した段階
- 二次被害:雨水による被害が可視化された段階
と区分けされています。
ということは、今回ご説明した症状に該当する時点ですでに『二次被害まで進行している』状態に当てはまる可能性が高い、ということです。
(事実、調査をした結果、被害進行状況から少なくとも『1~2年前から雨漏りしていたのでは?』というケースもあるくらいです…)
雨漏り症状への最善策は『気づいたら、すぐ対処』!
雨漏りの被害が目に見え始めた時「まだ大したことないし、特に対処しなくてもいいかな…」と思ってしまう方は結構多いです。
が、先ほどご説明したように『目に見える症状が出ている時点で、すでに雨漏りはかなり進行している可能性が高い』わけですから…。
目に見えている時点で『大したことないを通り越している』状態だと思った方がいいでしょう。
そもそも雨漏りは、怪我と違って『放っておいたらそのうち治る』ことはありえません。一度雨漏りしたら、ちゃんと対処しないかぎり被害はどんどん進む一方です。
そして、被害が進めば進むほど、雨漏り修理にかかる時間もお金もどんどん増えていくことになります。
雨漏り症状への最善策は、とにもかくにも『気づいたら即対処する』こと。少しでも早く対応することが、あなたの大切な家屋の命運を分けることになるんですね。
雨漏り症状の原因特定・修理は自分でもできる?
雨漏りに対処するためには、適切に症状の原因を突き止め、修理を行なっていく必要があります。
特に大切なのが『原因特定』でして、正しく原因が見つけられていなければ、どのような対処をしても雨漏りが止まることはありません。
(仮に止まったとしても、原因を正しく見つけられていなければ、すぐに再発してしまいます)
そこで気になるのが、おそらく『自分たちで原因を特定したり、修理したりすることはできるのか?』ですよね。
厳密に言えば『できるものもある』という感じです(曖昧ですいません)。
基本的に、雨漏りの原因特定は非常に難しいものです。というのも、目に見える被害の場所と、実際に雨漏りしている箇所が全然違う、ということがよくあるからなんですね。
たとえば、天井にシミが出来ている原因が、離れたところの壁だった、なんてケースもあります。
ですが、幸いにして『簡単に特定できる雨漏り原因』というものもあるにはあるので、運が良ければ簡単に特定できる場合もあります。
修理も、内容によってはホームセンターレベルの準備で出来たりすることもあります。
ですから『自分で応急処置できないか?』という問いに対しては『できるものもある』という回答になってはしまうんですが…。
【結論】最後は必ず雨漏り修理業者に相談するべき
雨漏り被害は『目に見えるところにとどまらない』可能性が非常に高いんですよ。
たとえ原因が簡単に特定できて、修理が簡単にできたとしても…その雨漏りで受けた『家屋のダメージ』が軽傷で済んでいるかどうかは別問題です。
すでに内部が湿気だらけになっていて、シロアリが発生していたり…。
木材が大きなダメージを受けていて、天井裏が落ちかけていたり…。
これらは残念ながら専門家がしっかりと調査しないと分かりません。家屋のダメージに対応するなら、なおのこと。
ですから、応急処置などはご自身で出来たとしても、最終的には必ず雨漏り修理業者に連絡すべきなんですね。
【朗報】優良な雨漏り修理業者は、相談〜見積もりまで完全無料が基本
『雨漏り修理業者を活用』となると、一番気になるのはお金の問題かと思います。
もちろん、綿密な調査・修理を行うとなれば、無料で行う修理業者は世の中に存在しません。ですが、じつは現地確認や修理費用の見積もりといった行為は無料で対応してもらえます。
当然ながら、見積もり内容が『高い!』『今は払えない!』と思えば、依頼しなければいいんです(笑)。
お客様の同意を取らずに勝手に有料調査をしたり、勝手に修理してお金を請求…なんてことをすることは真っ当な修理業者であれば絶対にやりませんので、安心して大丈夫です。
結局、現地確認を無料で行なってもらえる時点で『とりあえず雨漏りしてたら雨漏り修理業者に連絡する』ほうが、圧倒的にお得なんですね。
悪徳業者に要注意!
とはいえ、世の中には悪い人もいますので…ここで書いている内容に『当てはまらない』ような業者も存在はしています。
それこそ現地調査だけで有料だったり、勝手に修理してお金を請求したり、はたまたお金をもらって修理をしなかったり…被害を挙げれば、それこそキリがありません。
ここで大切になるのが『優良な』雨漏り修理の専門業者をしっかりと選ぶこと、です。
雨漏り修理業者の選び方・見るべきポイントについては、こちらの記事に徹底網羅してまとめてあります。ぜひ一度目を通してくださいね。
雨漏りを疑うべき5つの症状:まとめ
では最後に、ここまでの内容をおさらいしておきます。
- 雨漏りを疑うべき症状1:天井のシミ
- 雨漏りを疑うべき症状2:部屋がカビくさい
- 雨漏りを疑うべき症状3:窓や壁が濡れている
- 雨漏りを疑うべき症状4:床が濡れていることがある
- 雨漏りを疑うべき症状5:雨に日は電気の調子が悪い
- 雨漏り症状に気づいた時点で、すでに二次被害の可能性大!
- 雨漏りの症状の最善策は初期の素早い対応が命!
- たとえ自分で応急処置できても、最後は必ず専門業者に連絡すべし!
いかがでしたか?この記事が、あなたの役に立てば幸いです。
しつこいようですが、雨漏り症状への最善策は、とにもかくにも素早い対処!もし気になることがあれば、いつでも私たちにご相談ください。
ご相談から現地確認、必要に応じてお見積もりまで完全無料でご対応しています。
まずは一度、あなたの困っていることやご不安なこと、なんでもお気軽にお話を聞かせてくださいね。
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