【随時更新】雨漏りしたらどうすればいい?【正しい知識】

この記事は、2020年4月18日に更新しています!

この記事で分かるポイント!
  • 雨漏りの主な発生原因が分かる
  • 雨漏りの主な発生場所が分かる
  • 雨漏りの主な被害が分かる
  • まとめると…雨漏りに対しての正しい知識が分かる

あなたの生活の拠点となる大事な家。

生活と心を豊かにしてくれる反面、とにもかくにも長い付き合いになるので、どうしても何かしらのトラブルは避けられません。

特にその中でも厄介なのものの1つが雨漏りだと思っています。

普段、自分の家が『雨漏りするかも…』なんて想像している人はあまりいません。大事な家の中に水が浸入し、天井からポタポタと水が垂れてこようものなら…正直パニックですよね(泣)。

実際にはじめて雨漏りが発生した方は

  • 「なんで我が家で雨漏りが…」
  • 「なにか原因があるのか分からない…」
  • 「とりあえずどうしたらいいんだろう…」

と不安になるもの。確かに、大切な家屋にトラブルが発生しているわけですから…不安になるのは当然です。ですが、じつはもう1つ大きな理由があります。

そのような不安に駆られてしまうのは雨漏りに対して『正しい知識』がないからです。分からないもの、未経験のものは、誰でも不安になるに決まってます。

敵を知れば百戦危うからず。

雨漏りについて、発生したらどうすればいいのか?という正しい知識を持っていれば、いざという時も安心ですし、パニックになることなくなります!

目次

雨漏りの正しい知識1.発生原因について

まずは、雨漏りにおける『発生原因』について、正しい知識をご提供します!雨漏りが発生する代表的な原因は、以下の3つ。

雨漏りの3大要因
  1. 経年劣化
  2. 外的要因による家屋の破損
  3. 施工不良

この3つの要因によって雨水の侵入経路ができてしまうのが一般的です。

発生原因1.経年劣化

雨漏りの原因は、多くがこの経年劣化。

家屋は屋根材や防水シート、外壁や、様々な隙間を埋めるためのコーキング(ゴム状の柔らかい液体)によって守られています。が…当然、その効果は永久ではありません。

紫外線や雨風により少しづつダメージが蓄積され、劣化が起きてしてしまいます。

その結果として、ひび割れなどの破損が発生。この隙間から雨水が浸入し、雨漏りが発生してしまうんですね。

家屋は耐用年数とメンテナンス時期に注意!

屋根材や外壁など家屋に使っている素材にはメンテナンス時期というものがあります。

材質によって時期は10年や20年など違ってきますが、定期的なメンテナンスがなされてなければ、雨漏りが起きるのも不思議じゃありません。

ちなみに家屋の様々な箇所で使われている、コーキングのメンテナンス時期は5年前後。さらに寿命ともいえる耐用年数もおよそ5年~10年なので、それぐらいの築年数であれば注意が必要でしょう。

主な発生原因2. 外的要因による家屋の破損

時間の経過によって自然に発生してしまう経年劣化と違い、なにかしらの『外的要因』によって家屋に破損が起きてしまうケース。

たとえば、看板などが飛んで来て、屋根や外壁に当たったとしたら…?大なり小なり、破損が起きてもおかしくありませんよね。

こういった被害が起こりやすい、代表的な例が台風です。

ここ最近の台風は特に凄まじく、雨漏り被害もそれだけ増えています…!しかも台風では普段と比べて圧倒的に雨量も多く、非常に強い風も吹きますよね。

この状況では、普段はなかなか起きることのない被害が発生します。

台風による雨漏り発生例
  • 強風で屋根材が吹き飛ぶ
  • 強風による飛来物によって家屋に破損が起きる
  • バケツをひっくり返したような水が家屋に降りかかる

「え、本当に?」

と思うような被害もありますが、台風の状況下では何が起きてもおかしくありません。

やはり外的要因といえば、台風などの自然災害が多く見受けられるのが現状なのです。

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雪が原因で家屋の破損が起きることも…

冬の寒い時期には、雪による破損も要注意です。

屋根に積もった雪が原因で破損が起きてしまうのは、そう珍しいことではありません。

厄介なのは『少量の雪でも屋根が破損する』ということ。雪の重みだけが破損の原因というわけではないんですよね。

ですから、雪が多い地域の方はもちろん、普段あまり雪が降らない都心の方であっても油断ができない…。じつは、雪は家屋にとってはかなりの天敵なんです。

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主な発生原因3.施工不良

家はもちろん人の手によって作られるもの。どうしても人的ミス…つまり施工不良がありえます。

もちろん、経年劣化や自然災害と比べれば件数は少ないですが、施工不良による雨漏りが起きているのも事実なんですね。

起きる原因としては職人さんの経験不足や技術が未熟ということもありますし、なにより家はいろんな分野の職人さんによって作られるもの。

そのぶん、どうしても連係ミスなどといったことも起きてしまうのです。

施工不良による雨漏りは、基本的に築年数に関わらず発生します。新築であっても起きる可能性はありますので、安心はできません。

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雨漏りの正しい知識2.発生箇所について

ここまでで『どういった理由で雨漏りが発生するのか?』という正しい知識はインプットできたはず!では次に、どういった箇所に雨漏りが発生するのか?をお伝えしていきます。

雨漏りといえば、発生場所は屋根のイメージが強いですが…じつはそれ以外にもたくさん。

おもな雨漏りの発生箇所
  1. 屋根
  2. 外壁
  3. バルコニー
  4. その他

主な発生場所1.屋根

言わずと知れた、雨漏りの代表的場所。

屋根は常に日光や風雨に晒されているため、ダメージを受けやすく、雨漏りが起きやすいんですね。

また、陸屋根(傾斜のないフラットな屋根)はデザイン面でも人気で最近増えていますが、通常の屋根よりも雨漏りしやすいデメリットもあるので注意が必要です。

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主な発生場所2.窓

意外かもしれませんが、じつは屋根よりも雨漏り発生件数が多いのがこの窓。窓は外壁に埋め込んである分隙間ができやすく、雨漏りが起きやすいのです。

また、日当たりの面でも人気な天窓も同じく雨漏りリスクも高い部分。あなたの天窓があるのならば気を付けましょう。

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主な発生場所3.外壁

外壁も屋根と同じように、常に日光や雨風から家を守っているため、劣化による破損が起きて雨漏りが起きてしまいます。

外壁をよく見てみた時に、細かいヒビが少しでもあれば、要注意。

そんなわずかな隙間でも、雨漏りは起きてしまいます。

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主な発生場所4.バルコニー

バルコニーもあまりイメージはないかもしれませんが、雨漏りが非常に起こりやすい危険地帯。

天気が悪ければ雨の影響をもろに受けますし、水が溜まりやすいため、どうしても雨漏りのリスクは高くなってしまうんですね。

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主な発生場所5.床

普通は上から発生する雨漏りが、まさかの床から発生する…なんてケースも。

雨漏りの侵入経路は、あなたが思っているよりも複雑。家に入り込んだ雨水が床下に流れ着いて、床から雨漏りが起きてしまうのです。

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主な発生場所6.その他

細かいところですが、「え?そんなところから雨漏りするの?」と言う場所がこちら。

  • エアコン
  • 換気扇
  • 押入れ

これらの場所は雨漏りが認知度が低く、濡れていても雨漏りと気づきにくいのです。

そうなると、雨漏りの被害はどんどん拡大してしまうので、こういった場所からも雨漏りするということは押さえておきましょう。

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雨漏りの正しい知識3.被害について

では、これだけ様々なところで発生しうる雨漏りは、どんな被害をもたらすのか?その主な被害はこちら。

雨漏りによる代表的な被害例
  1. 室内への水濡れ被害
  2. 家屋の腐食被害
  3. シロアリ被害
  4. 健康被害
  5. 漏電被害

主な被害1.室内への水濡れ被害

もっとも代表的で分かりやすいのがこちら。

漏れ出した雨水によって室内が濡れてしまう被害ですが…単純ながらも被害はバカにできません。

室内には木製の家具や家電など…基本的に濡れてもいい物なんて少ないはず。これらが濡れてしまうことにより、痛みはもちろん、使用不可になってしまう恐れも。

そうなってしまえば買い替えにもつながり、経済的なダメージも発生してしまいます。

主な被害2.家屋の腐食被害

日本の家屋は木製が多いのですが、木は水によって腐ってしまいます。

腐食が進めば当然、耐久性が落ちます。結果として天井が落ちたり、地震で耐えれずに倒壊してしまったりと…あくまでも最悪の場合ですが、こういった被害も起こる可能性があるのです。

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そして、この『家屋の腐食』が、次の被害にも繋がります…。

主な被害3.シロアリ被害

雨漏りは家の天敵ともいえる、シロアリを呼び寄せてしまいます。

というのも、シロアリ大好物は湿った木材。雨漏りによって水分を含んでしまった家屋は、シロアリにとってはごちそうなんですね。

シロアリ被害が起きると家の柱など、重要な建築材がスカスカになり、これも耐久性の低下に繋がってしまいます。

またシロアリは業者に駆除してもらう必要があるため、その分の費用ものしかかるダブルパンチとなってしまうんですね。

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主な被害4.健康被害

雨漏りで健康被害…あまりピンとこないかもしれませんが、これは湿気によって大量発生したカビによって引き起こされます。

カビはジメジメした場所が大好物。一次被害の段階で濡れてしまった屋根裏などに、カビはあっという間に繁殖してしまいます。

このカビは空気中に胞子をまき散らすのですが、これは人間の目には見えないほどミクロなもの。胞子が人間の体に入ることで、アレルギーやぜん息、ひどい場合は肺炎がおきることもあるので、たかがカビとバカにはできないのです。

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主な被害5.漏電被害

雨漏りが起きると、家の様々な箇所に水が入り込んでしまいます。その際に電気系統に水が接触することによって、漏電が起きてしまうんですね。

漏電が起きてしまうと家電の調子が悪くなったり、突然ブレーカーが落ちると言った被害がありますが…これらはまだ序の口。

本当に恐ろしいのは感電事故や漏電による火災。これらは本当に命に関わる被害になるので、本当に危険です。

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雨漏りの正しい知識4.雨漏りが発生した時の対処法

さて、これだけ厄介な被害をもたらす雨漏り…もし発生したら、どうすればいいと思いますか?

そう、いうまでもなく早急に応急処置&恒久対応!

可能なら、まずは自分で”応急処置”を!

もし雨漏りしたら、真っ先に必要なのが『応急処置』。

なぜなら、雨漏りをそのままにしてしまっては、大事な家具や家電が濡れてしまうからですね。

それを防ぐために、自分でできる範囲で応急処置を行う必要があるのです。

たとえば天井からの雨漏りはベタですがバケツで受け止めるのが効果的(中に雑巾等を入れておけば水はねも防げます)。

また、天井裏に入れるようであれば、雨漏り箇所にブルーシートを被せるのもいいですね。

このように、あくまでも一時的にですが、室内の水濡れは防げます。もしも雨漏りしたら…という状況に備えて用意しておけば安心ですよ。

恒久対応には、専門業者の無料相談を活用!

雨漏りを修理するには、発生原因を特定する必要があるのですが…じつは雨漏り修理において、この原因特定がもっとも難しいんですね。

雨漏り修理において、原因特定はもっとも難しいと言われており、自分で行うのは至難の業。

というわけで、ここは雨漏り修理業者の『無料相談』を活用しましょう!

というのも、数ある業者の中でも、一部の優良な業者は相談はもちろん、『現地の簡易調査・お見積り』までもなんと無料なんです!

これを活用すれば、雨漏りの発生原因や被害の進行状況、実際に費用はいくらかかるのか、ということを前もって知ることができるんですね。

そこでその業者さんは信頼できるか?費用は問題ないか?といったことを確認し、問題なければ修理を依頼して、雨漏りを直せば解決です。

業者選びの際は悪徳業者に注意!

相談無料な業者はあくまでも一部の優良な業者の場合。

逆に相談だけでもお金を取る業者は要注意!もしかしたら悪徳業者の可能性もあります。

その場合、お金を取るだけ取って修理できませんとサジを投げられた…という被害も実際にあるので、業者選びは慎重に行いましょう。

雨漏り修理業者の選び方に関してはこちらをご覧ください。

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雨漏りの正しい知識5.雨漏りは”絶対に”放置禁止!

雨漏りは様々な被害をもたらすのは『雨漏りの正しい知識3』でご理解いただけたかと思います。

ですが、雨漏りの被害は1日で一気に進むというよりも、少しずつ時間をかけて進んでいくもの。そのせいで…

「雨漏りが起きたといっても、まだちょっとぐらいだし平気かな…」

と、そのままにしてしまう方がいます。

ですが、それは絶対にやめてください!雨漏りは放置厳禁のトラブルです!

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それでなくても、雨漏りは『知らないうちに、被害が放置されていた可能性がある』トラブルなんですよ…。ですから、気づいてからさらに放置、というのは『非常に長い間放置していたのと同じ』です!

それはどういうことかというと…

雨漏りの被害には一次被害と二次被害がある

雨漏り被害は大きく分けて一次被害と二次被害として分類されます。

雨漏り被害の進行状況
  • 一次被害:雨水が家の中に入り込んだ段階
  • 二次被害:雨漏りによる被害が目に見えるようになった段階

一次被害では天井裏など、目に見えない部分に水が浸入しただけなので、室内にまでは染み出してない段階です。つまり気づくことはほぼ不可能。

その間にも水による家屋の腐食は進み、目に見えない被害が起きています。

そしてあなたが雨漏りに気づくことのできるのは、やっと室内に水が染み出してきた段階…つまりは二次被害になってようやく気付くことができるんですね。

被害が目に見える=すでに『被害が進んだ状態』

もうお分かりかと思いますが、あなたが雨漏りに気づくずっと前から、雨漏りは起きていました。これは、あなたにその気がなくても『雨漏りを放置していた』ということ。

雨漏り被害は時間が経てば経つほど、拡大していきます。ですので、気づいた時点で早急に対処しなければなりません!

雨漏りの正しい知識6.保険や保証は雨漏り修理の心強い味方!

雨漏り修理は被害状況によっては高額になる恐れのあるトラブルです。

家屋も大切ですが、やはり『お金の問題』もついてまわるもの…そこで心強い味方になるのが『保険・保証』の存在です。

築年数の浅い家屋なら…

たとえば、築年数が浅い場合の雨漏りは、原因が施工不良の可能性があります。もしも施工不良が原因の場合は、ハウスメーカーや建築業者に連絡してみましょう。

住宅には基本的に瑕疵担保という保証があり、もし欠陥があって『築10年以内の雨漏り』が起きたのなら売り主は無償で補修をする責任があるんです。

こういったこともあるので、もし築10年以内に雨漏りが起きてしまった場合は、遠慮なく建築業者に連絡をしてみてください。

ただし、保証で直るかどうかは業者の調査結果にもよりますので、100%大丈夫というわけではありません。ですので、しっかり確認してもらいましょう。

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火災保険が適用できるケースもある!

もしも自然災害が原因で雨漏りが起きたのであれば、修理費は火災保険でまかなえるかもしれません。

台風は風災、大雪は雪災…といったように、会社にもよりますが、火災保険にこれらが含まれていれば使える可能性があるのです。

ただし、火災保険には様々な条件もありますので、実際に使えるかははっきりとは分かりません。

その時はまずあなたが加入している火災保険の内容をしっかり確認し、保険会社さんに相談してみましょう。

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これらの保険・保証を活用できれば、あなたの出費額はゼロ円で雨漏りを修理することも可能です!

雨漏りの正しい知識:まとめ

長くなってしまったので、最後に要点をまとめていきますね。

雨漏りの主な発生原因
  1. 経年劣化
  2. 外的要因による家屋の破損
  3. 施工不良
雨漏りの主な発生箇所
  • 屋根
  • 外壁
  • バルコニー
  • その他(エアコン、換気扇、押入れ)
雨漏りの代表的な被害例
  • 室内への水濡れ被害
  • 家屋の腐食被害
  • シロアリ被害
  • 健康被害
  • 漏電被害
雨漏りへの対処まとめ
  1. 雨漏り放置は絶対厳禁!
  2. まずは自分で応急処置!
  3. 恒久対応には専門業者の無料相談を活用!
  4. 保証を使ってお得に修理しよう!

家屋の様々な場所から発生し、たくさんの被害をもたらす雨漏り。

非常に厄介なトラブルですが、正しい知識を知っていれば、いざという時もパニックにならずに済むでしょう。

もし実際に雨漏りしたら、この記事の情報を活かして冷静に対処してくださいね。

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